6月30日付で、理工学術院・情報生産システム研究科(北九州市所在)所属の男性教員1名(50歳代)を停職3ヵ月の懲戒処分といたしました。
1.理由
2021年3月から2022年7月までの期間に、複数の学生に対して、人格を否定するような発言や、停学になる現実的な可能性があるとの不安を不必要に与える言動をする、といった、教育上不適切な言動により精神的苦痛を与え、研究意欲および研究環境を著しく阻害する結果となるアカデミック・ハラスメント行為を行っていたこと。
2.根拠規定
教員の表彰および懲戒に関する規程 第5条第1項第6号
3.本学の対応
本学でアカデミック・ハラスメント行為が行われたことは慚愧に堪えません。関係の皆様に深くお詫び申し上げます。
また、本学はこの事案を真摯に受け止めております。2021年からハラスメントに関する啓発活動を強化しており、大学全体での教員研修を行うなどの努力もして参りました。しかしながら、この度このような事案が発生しましたことを鑑み、今後はこれらの研修をさらに徹底するとともに、再発防止に向けた取り組みを一層強化してまいります。
https://www.waseda.jp/top/news/91678
https://www.asahi.com/sp/articles/ASR7366XQR73UTIL021.html